恋活アプリ・婚活アプリに載せる自分のプロフィール写真はどのようなものが良いだろうか。
プロフィール写真は相手とのマッチング率を大きく左右する重要なものなので、誰もが一度は悩んだことがあるだろう。
さて、一般的に好印象と言われているのが笑顔である。
白い綺麗な歯をキリッとむき出した笑顔はとても眩しい。
そんな眩しい笑顔に私も憧れるのだが、残念ながら歯並びが少々悪い・・・。
あの家が立つほどのお金で歯並びの大工事をしたバナナマン日村さんほどではないが、笑った時に歯を見せるのに少し抵抗があるくらいのコンプレックスを抱えている。
だから、基本的に写真を撮られるのが好きではない。
スマートフォンのカメラの性能が上がり、写真加工アプリが増えるにつれて、写真を撮る機会が本当に多くなった。
そんな時、満面の笑顔で気軽に応じることができれば言うことはないのだが、笑顔にコンプレックスがあると写真を撮ることに抵抗を感じてしまうのだ。
そんな悩みを抱えている男性が婚活アプリのプロフィール写真を載せる場合、眩しいミリオンダラースマイルを使うことはできない。
どうしても少し歯を隠し気味にした控えめの笑顔になってしまうのである。
その悩みは今でも当然根強く、チャンスがあれば歯並びの矯正もしたいと考えている。
しかし、ご存知の通り、現実問題、矯正には費用も時間もかかるし、中々手を出すのは難しい。
歯並びさえ良ければ、婚活アプリのプロフィール写真だって自信を持った笑顔の写真にできるのに、決してイケメンでなくても笑顔さえ良ければ全然カバーできるのにと常々思っている。
(実際、そんなことはないのだろうが。)
さて、こんな私と同じ悩みを抱えた男性諸氏の励みになる論文があったので、ここでご紹介したいと思う。
笑顔にも程度がある。どの程度の笑顔がウケるのか
以下、論文の英文を私なりに翻訳したものなので、一部誤りがあった場合にはご容赦頂きたい
この論文はミネソタ大学の研究で、その名も「成功する笑顔の絶対条件」である。(原文はこちら)
実験の内容は単純で、笑顔のCGモデルを27パターン作成し、それぞれのパターンに対して点数をつけてもらうというものである。
27パターンの笑顔モデルは、口角(唇の端がどの程度上がっているか)、笑顔の度合い(口がどの程度広がっているか)、歯の見せ具合の3つのパラメータで成り立っている。
それでは、実際に作られた27のCGモデルを見てみよう。

・・・・えっと、こんなポリゴンのような顔で本当に分かるのか、というツッコミはとりあえず横においておこう。
意外な結果!ウケが良かった笑顔はこれだ!
そして、このポリゴン笑顔での採点結果が以下の通りだ。

濃い緑色で囲まれている笑顔が得点の高かった笑顔である。
反対に赤で囲まれている対応は得点の低かった笑顔である。
さて、この中から具体的に点数の高かった笑顔をピックアップしたのが以下だ。(ピンクで囲ったタイプ)

この結果をまとめると次のようになる。
口角:中程度
笑顔の度合い:低〜中程度
歯の見せ具合:低〜中程度
以上を満たす笑顔が高得点という結果になった。
もうお分かりだろう。
歯を見せる必要はない。自然が一番。
歯を見せた満点の笑みでなくても高評価!! なのである。
むしろ、口角高め+スマイル満点+歯も思いっきり見せるの3点コンボの笑顔は真っ赤という結果になってしまった。
歯並びにコンプレックスを抱えている男性諸君はこのデータを励みに、歯を無理して見せて笑顔をつくることはない。
自然な笑顔でプロフィール写真を飾ろう。
その写真からあなたの明るい性格と何かを楽しんでいる様子が女性に伝われば問題ないのである。
